皆”ダイキライ”な確定申告。わたしも最初に大きな心理的な負担を感じたのが確定申告でした。
でも大丈夫。
「誰にでもできます。考えてもみてください。街なかの飲食店や、世の中にたくさんいる個人事業主と呼ばれる人たち皆、やっているんです。だから出来るんです、あなたにも。」
これは、わたしが不安に感じている時に税務署の方から言われたことですが、その通りで、振り返ってみれば簡単です。要所を抑えること。
税務署の方は、税を納めようとする方には味方です。頼って大丈夫。聞けば教えてくれます。
確定申告の時期は年末から年始です。そこに向けて準備をしていきましょう。
開業届を出す
もし出していない方がいたら、出してください….！こちらを出さないことには始まりません。白色申告か、青色申告かを選ぶ箇所があるかと思いますが、青色申告を選びましょう。
開業届は、役所に行って出すこともできますし、クラウドシステムから出すことも簡単にできます。会計ソフトと連動していることもあります。私の場合は、以下に説明している弥生の会計ソフトから行いました。
会計ソフトの導入
絶対にやってよかったのはこちらでした。弥生、free、マネーフォワードなどがあるかと思います。わたしは弥生を選びました。請求書や見積書の発行も出来ます。本当に便利です。多分わたしは、会計ソフトを導入していなかったら挫けてしまっていたかと思います。
会計ソフトは初年度無料のところもあり、最初どのような感じか登録してみることがおすすめです。翌年度以降は料金がかかってきますが、必要経費だと割り切りました。税理士さんに丸投げ依頼する、という方法もありましたが、あまり税理士さんが身近にいなかったことや依頼費が高額になることもあって、わたしの場合は会計ソフトの導入を決めました。最初は使い方を知るためや、「この領収書はどこの項目か？」などを聞くために、サポート付きのプランへ入りました。
わたしの場合は、弥生に入りました。ほかにマネーフォワードやFreeなどもありますが、使い勝手などを考えた上で入ると良さそうです。初年度無料になっているところが多いと思うので、1年間使ってみて決めるのも良さそうです。会計ソフトを導入した後に、見積書と請求書のソフトもあることを発見し、併せて使うようになりました。弥生の場合はMISOCAというサービスですが、会計ソフトと連携できる点が楽だと感じました。
事業が軌道に乗ってきて経費精算が複雑になってきて税理士にお任せする場合、税理士が使っているのは弥生が多いと聞いたことがあります。お任せしたい税理士の方がいる場合聞いてみると良いかもしれません。
E-TAX申請用の番号(利用番号)を取る
マイナンバーカードと、こちらがあれば、確定申告会場に行かずとも自宅から申告出来るため便利です。事前の準備と、マイナンバー、こちらの番号があれば、確定申告自体は慣れれば1,2時間あれば終わります。利用番号の取得はお近くの税務署で。税務署の方は、税を納めてもらいたい立場の方なので、とても親切に教えてくれます。
レシートや領収書をまとめておく
月別や、項目別などにまとめておくと入力がスムーズです。一年分一気にやろうとすると大変なので、月末に入力時間を設けるなどしてこまめに入力しておくと、確定申告の時期にスムーズです。
大事なことは3つ
基本、各ステップに細かいタスクはありましたが、振り返れば要点はこちらのみです。大事なことは３つ。出来る方は、4つ目、レシートをまとめておいたり、ひと月ごとに入力をするなどしておけば、後からスムーズです。
どうしても確定申告が苦手な場合
税理士さんに、一年分のレシートや領収書を送って済ませるやり方もあります。わたしの周りには、税理士さんにまとめてお任せしている！という方もいました。
確定申告や精算の作業は本職ではないと切り離して依頼ができるため、より仕事に集中できる、などのメリットも多そうでした。
まとめ
会計ソフトを導入したことにより、請求書や見積書の発行も楽になったり、なかには事業用のクレジットカードの明細をそのまま転記してくれるサービスなどもあることを知り、意外とやれば皆できる！と感じました。
このあたりを副業の壁と感じられている方も意外と多いのでは？と感じましたが、何事もまず調べて、やってみること。意外と出来ます。あまり心配になる必要はなさそうです。
もし分からないな……ということがあったら税務署に電話をかけて、聞いてみることがおすすめです。彼らは、税金をちゃんと納めようという方に対してとても親切に教えてくれます。ちなみに、確定申告しなくてもいいのでは？という方もいるかと思いますが、額が一定額超えてくると調査が入ったり、脱税になってからだと追加徴税になったり。こうなっているんだな、という仕組みを知るだけでも、私は知れて良かったな、と思っています。
ぜひ参考にしてみてください。
